ゲーリン尚子個展 Inner realm
個展「Inner Realm – 内なる領域」 私たちの意識の奥深くには、言葉では捉えきれない領域が存在しています。そこには記憶の断片、感情
の揺らぎ、過去と未来の時間の層が複雑に絡み合い、ひそやかに息づいています。
私は、修復と再生を繰り返す「Core」の探求を続けながら、過去と対話し、個の存在がどのように変容 し、時空を超えて繋がっていくのかを問い続け、日々、制作に向き合っています。
本展を通じて、観る方それぞれの「内なる領域」と響き合う瞬間が生まれれば幸いです。
『プロフィール』
ゲーリン尚子/Naoko Geirin
大学卒業後、経理職、広告企画、アートディレクションに携わったのち、幼少期からの夢であったファインアートを学ぶため渡米。ワシントンD.C.のCorcoran School of Artで学び、スミソニアンをはじめとする美術館・博物館を巡り、多様な文化や膨大な芸術遺産に触れる。
アメリカ滞在中、インターネット黎明期にWebデザイナーとして活動を開始し、同時にデジタルアートの制作にも着手。ニューヨーク、イタリア、東京で作品を発表後、体調不良により一時作家活動を休止する
が、2020年より関西を拠点に再始動。
無垢の原型“CORE”の再生と循環、場に集積する記憶をテーマに、平面・立体・インスタレーションによる表現を続けている。
主な出展
2025年:art karlsrue(ドイツ)、神戸北野美術館オープニング展(兵庫)
2024年:10th Geoje International Art Festival(韓国・ユギョン美術館)
Park Hotel Tokyo(東京)
2023#: Osaka International Collection 2023
2022年:Any Kobe with Arts 招聘作家(兵庫)
2021年:第49回現代芸術国際AU展(兵庫県立美術館)、Osaka International Collection 2021
2013年:EAST & WEST(イタリア)、TOKYO DESIGNERS WEEK(東京)
主な収蔵
ユギョン美術館(韓国)、小豆島現代美術館(香川)、Bari市長(イタリア)
city gallery(兵庫)windfallgallery(京都)、abies firma(兵庫)、Gallery Bricolage(兵庫)他
個展
2024年:「CORE」 city gallery 2320(兵庫)
20234: TNaoko Geirin Solo J Art Space Epic (E) / TDear Spring] abies firma(E) /
Source I pad gallery (+ [f) / TVisionnaire] Gallery Bricolage(§#)
2022年:「RE-BOOT」 Gallery Art Step(兵庫)/「Haccou」 gallery yongou(大阪)
2011年:「Fragment of the Memories」(ニューヨーク)