森村泰昌コレクション展
「森村泰昌コレクション展」
この度MI galleryではフェスタアート大阪2018に合わせ森村泰昌コレクション展を開催いたします。
森村氏は1951年大阪に生まれ、京都市立芸術大学を卒業しました。ゴッホやセザンヌなどの名画や女優に自らが扮し撮影したセルフポートレイトで脚光を浴び、1988年ヴェネツィア・ビエンナーレ・アぺルト部門への出品以来、世界的にも注目を集めています。
名画や著名な人物と同化することで自己や時代のアイデンティティーを探求し、そこから炙り出されるのは芸術や美醜の問題、作家を含めた私たちを取り巻く様々な社会的事象などを考えさせる視線です。
今展ではセルフポートレイトの一時代を築いた1971年から1994年前後の作品を中心に展示いたします。
今も進化し続ける森村芸術の、重要な根幹を成す前期作品の数々をどうぞご堪能下さい。
日程
2018年4月3日(火)~4月20日(金)
13:00~18:00(土日月祝休廊)
2018年4月3日(火)~4月20日(金)
13:00~18:00(土日月祝休廊)
フェスタアート大阪2018
(http://festart.net/)
森村泰昌プロフィール
1951大阪生まれ。京都市立芸術大学美術学部卒業、専攻科修了
1985 ゴッホの自画像に扮するセルフポートレイト写真を制作
以来、一貫して「自画像的作品」をテーマに作品を作り続ける
1996 横浜美術館「美に至る病―女優になった私」
1998 東京都現代美術館「空装美術館―絵画になった私」
2010 東京都写真美術館「なにものかへのレクイエム―戦場の頂上の芸術」
2014 ヨコハマトリエンナーレ2014ではアーティスティックディレクターを務める
2016 国立国際美術館「森村泰昌:自画像の美術史―「私」と「わたし」が出会うとき」
受賞歴
2007年度芸術選奨部門学科大臣賞
2011 紫綬褒章を受章
芸術家として多くの作品を世に問い続ける一方、文筆家として雑誌や新聞へ寄稿
するほか、著書も多数