森村泰昌コレクション展
展示内容
現在国立国際美術館にて開催されている森村泰昌展に合わせてコレクション展を開催いたします。
森村氏は1951年大阪に生まれ、京都市芸術大学を卒業。ゴッホやセザンヌなどの名画や女優に自らが扮し撮影したセルフポートレートで脚光を浴び、1988年ヴェネツィア・ビエンナーレ・アぺルト部門への出品以来世界的にも注目を集めています。
今展ではセルフポートレート一時代を築いた1994年前後の作品と森村氏のコレクションを中心にイッセイミヤケとコラボレーションしたプリーツプリーズのドレスの展示もいたします。
期間
2016年5月17日~6月3日
13:00~18:00 土日月祝休廊
13:00~18:00 土日月祝休廊
※最終日は17:00までですのでご了承ください。
森村泰昌プロフィール
1951年に生まれて以来大阪に在住。京都市立芸術大学美術学部卒業、専攻科修了。
1985年、ゴッホの自画像に扮するセルフポートレイト写真を制作。以来、一貫して「自画像的作品」をテーマに作品を作り続ける。「美に至る病―女優になった私」(横浜美術館他1996)、「空装美術館―絵画になった私」(東京都現代美術館他1998)、「なにものかへのレクイエム―戦場の頂上の芸術」(東京都写真美術館他2010)、「森村泰昌:自画像の美術史―「私」と「わたし」が出会うとき」(国立国際美術館2016)など、国内外で多くの展覧会を開催。ヨコハマトリエンナーレ2014ではアーティスティックディレクターを務める。2007年度芸術選奨部門学科大臣賞、2011年、紫綬褒章を受章。
芸術家として多くの作品を世に問い続ける一方、文筆家として雑誌や新聞へ寄稿するほか、著書も多数。